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指金(さしがね)について

中国から伝来

  指金とは、直角に折れ曲がった形の定規で、物の長さや角度を測ったり、部材に墨を付けたりするのに使う。
  仏教建築とともに中国から伝わったものであると考えられている。
  法隆寺にある鎌倉時代に作られた聖徳太子像は、指金を手にしているが、四天王寺建立の際に、唐の番匠が持ってきた5種類の尺の中の一つを聖徳太子が選んだのが、現在の指金であるとされている。

仕事始め

  戦前の大工の仕事始めは1月2日であり、午前中に2間の尺杖と墨差し2本を作り、奉書紙で巻いて寿と書き、紅白の水引で結んで家の前に飾った。床の間には暮れの内から指金と墨壺をそれぞれ奉書紙にて包み、寿と書き、紅白の水引で結んでお飾りし、お供えを飾ってお祝いをしたものである、 との事です。

道具を敬う

  現場で指金を跨いだり、踏んだりした者を親方が見つけようモノなら、たちまち怒鳴りつけられ、時には手に持っている物でひっぱたかれたモノである、 とのことです。

指金の裏表

  指金の長い方を 「長手」、短い方を 「妻手」 と言う。
  指金を左手に持って、妻手(矩の手)が自分の方(右手からだ側)に向かう場合を「指金の表」 と言う。この状態で左手でくるっと返すと、裏面である。
  表には普通尺度の目盛りが、外側に、L字の交点から刻まれている。
  裏には、角目と丸目が刻まれている。

メートル法の切り換え

  昭和39(1964)年尺貫法からメートル法に切り替わり、指金の目盛りも「尺」から「メートル寸法」に切り替わった。

目盛りの種類

  指金に刻まれている目盛りには 「表目」 と 「裏目」 があり、「裏目」 には 「角目」 と 「丸目」 がある。
角目 ‥丸太材の末口の直径を測れば、切り出せる正角材の一辺の寸法が分かる。
丸目 ‥円周が分かっていればその直径を知る事ができる。
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