貞観政要を学ぶ

[アクセスアップの基本の基本]
★外部リンク極力廃止! 平に(..);

故郷のまつり

'15.6.22 更新'18.2.23
故郷のまつり全85件
141-幕張界隈のご案内
CAD設計製図資料室
縁結びの神・全国
全日本総合リンク
1時間に1度の笑い 一覧
縁結びの神・故郷の神社
 二十二社リンク他修復中
 石清水八幡宮 ok

故郷の城・柵
日本の年号/西暦対照表

 日本人は自立せよ.
 自力で自分の国を護れ.
防衛大学校:学士

君道第一/創業と守成いずれが難きや

さあ、大いなる男の自信をつけよう

《貞観政要・その一》君道第一/創業と守成いずれが難きや

原文

 貞観十年、太宗謂侍臣日、帝王之業、草創与守成孰難。
 尚書左僕射房玄齢対日、天地草昧、群雄競起。攻破乃降、戦勝乃尅。由此言之、草創為難。
 魏徴対日、帝王之起、必承衰乱、覆彼昏狡、百姓楽推、四海帰命。天授人与。乃不為難。然既得之後、志趣驕逸。百性欲静、而徭役不休。百姓凋残、而侈務不息。国之衰弊、恒由此起。以斯而言、守成則難。
 太宗日、玄齢昔従我定天下、備嘗艱苦、出万死而遇一生。所以見草創之難也。魏徴与我安天下。慮生驕逸之端必践棄危亡之地。所以見守成之難也。今、草則之難既已往矣。守政之難者、当思与公等慎之。

読み下し文

 貞観十年、太宗、侍臣に謂いて曰く、「帝王の業、草創と守成と執れが難き」。
 尚書左僕射房玄齢対えて曰く、「天地草昧にして群雄競い起こる。攻め破りて乃ち降し、戦い勝ち て乃ち剋つ。此に由りてこれを言えば、草創を難しとなす」。
 魏徴対えて曰く、「帝王の起こるや、必ず衰乱を承け、かの昏佼を覆し、百姓、推すを楽しみ、四 海命に帰す。天授け、人与う。乃ち難しとなさず。然れども既に得るの後、志趣騎逸す。百姓、静か ならんと欲すれども、徭役休まず。百姓、凋残すれども、侈務息まず。国の衰弊、恒に此に由りて起 こる。斯を以ってして言えば、守成則ち難し」。
 太宗曰く、「玄齢は昔我に従って天下を定め、備に難苦を嘗め、万死を出でて一生に遇えり。草創 の難きを見る所以なり。魏徴は我と与に天下を安んず。驕逸の端を生ぜば、必ず危亡の地を践まんこ とを慮る。守成の難きを見る所以なり。今、草創の難きは既已に往けり。守成の難きは、当に公等と 与にこれを慎まんことを思うべし」。

現代語訳

 貞観十年(636年)唐の太宗(李世民)は、側近に尋ねた。「帝王の事業の中で、創業と守成とい ずれが困難であろうか」
 宰相の房玄齢が答えた。「創業のために立ち上がる時は、天下は麻の如く乱れ、群雄が割拠し、こ れらの敵を降伏させ、勝ち抜いて天下を平定しました。その様な命がけの困難な点を思いますと創業 が困難だと思います」。
 重臣の魏徴は反論する。「帝王が創業の為に立ち上がる時は、必ず前代の衰え乱れた後を受け、ならず者を打ち破り、討ち平らげますので、人民は喜んで推し戴き、万民はこぞって命令に服します。帝王の地位は天が授け万民が与えたもので、創業は困難なものとは思えません。しかし一旦天下を 手中に収めてしまえば、気持ちがゆるんで驕り気ままになります。人民は静かな生活を望んでいるの に役務は休まず、人民が食うや食わずの生活を送っていても、帝王の贅沢の為の仕事は休みません。 国家が衰えて破滅するのは、常にこういう原因に依ります。それ故、守成の方が困難であります。
 太宗はいった。房玄齢はかって私に従って戦い、九死に一生を得て今日がある。創業こそ困難と考えてもっともである。魏徴は、私と共に天下を安定させ、我がままや驕りが少しでも生ずれば危急存亡の道を歩む事を心配している。魏徴こそ守成の困難を体験したのである。今や、創業の困難は過去のものとなった。今後は汝等と共に守成の困難を心して乗り越えて行かなければならない。

温故知新

( ── 創業と守成は一対である。)
 太宗は、「守成が大事」 と締めくくっているのではない。「どちらも困難であるが、創業の困難は 過去のものとなったのであるから、守成の困難を乗り切ろう」と締めくくっている。 創業の気ばかり強くても、経営を危うくするし、守成にばかり走っていては、将来を危うくする。
 守成の状態であっても、常に『ミニ創業』は必要な事であるし、進取の気性がなくしては守成は成り 立たない。
創業段階では特に、周りの意見を聞くのは良いが、聞いて実行した責任は自分にある。
部下は、主家が滅んだら、主家を変えれば良いのである。年寄り共の発想の原点はここにある。

 桶狭間前夜、織田信長は、年寄り共の籠城策を聞き流して奇襲に打って出た。勿論、色々の策を巡ら した上でである。そして天下に躍り出たのである。その後、信長は宿老共の粛正に着手した。これは 明らかに感情が先走り、間違っても、中から組織を大きくしていく「守成」の遣り方ではなかった。
── 網倉

次回は、《貞観政要・その二》 です。

 貞観政要とは帝王学の事ですが、 立場に依らず、我が身を正す学問です。故に真っ先に 網倉忠志 が学ぶ学問です。
その他、権力を握って3年経つと「バカ」になるとは、良く言われる事ですが、
  • 裸の王様になりたくない人。
  • 成功を目指す人。
  • トップに限らず、部長・課長・係長。
  • 業者に対する購買担当、公務員など。
  • 群集心理に突き動かされやすい人。
  • 意地悪をしても自分に累の及ばないと判断した周りに対して、ヒステリックに厳しい人。
  • 自分たちの「部落の和」を過大に大切にし、外に対して尊大な人。
よろしかったら、ご一緒にどうぞ。