貞観政要を学ぶ

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'15.6.22 更新'18.2.23
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体第二/国を治むると病を養うとは異なるなし

さあ、大いなる男の自信をつけよう

《貞観政要・その七》政体第二/国を治むると病を養うとは異なるなし

原文

 貞観五年、太宗謂侍臣日、治国与養病無異也。病人覚愈、弥須将護。若有触犯、必至殞命。治国亦然。天下稍安、尤須兢慎。若便驕逸、必至喪敗。今天下安危、繋之於朕。故日慎一日、雖休勿休。然耳目股肱、寄於卿輩。既義均一体。宜協心同力。事有不安、可極言無隠。儻君巨相疑、不能備尽肝膈、実為治国之大害也。

読み下し文

 貞観五年、太宗、侍臣に謂いて日く、「国を治むると病を養うとは異なるなきなり。病人は愈ゆるを覚えて、弥(いよ)いよ須(すべか)らく将護すべし。若し触犯するあらば、必ず命を殞(おと)すに至らん。国を治むるも亦然り。天下稍(やや)安ければ、尤(もっと)も須らく兢慎すべし。若し便ち驕逸せば、必ず喪敗に至らん。今、天下の安危はこれを朕に?く。故に日に一日を慎み、休しとすと雖も、休しとするなし。然れども耳目股肱は卿輩に寄す。既に義、一体に均し。宣く力を協せ心を同じくすべし。事安からざるあらば、極言して隠すなかるべし。儻し君臣相疑い、備に肝膈を尽くす能わずんば、実に国を治むるの大害たるなり」。

現代語訳

 貞観五年、太宗が側近の者に語った。「国を治める時の心構えは、病気を治療するときの心掛けとまったく同じである。病人というのは快方に向かっているときこそ、いっそう用心して看護にあたらなければならない。つい油断して医者の指示を破るようなことがあれば、それこそ命取りになるであろう。国の政治についても同じである。天下が安定に向かっているときこそ、いっそう慎重に対処しなければならない。そのときになって、やれ安心と気持をゆるめれば、必ず国を滅ぼすことになる。  今、天下の安危はわたし一人の肩にかかっている。だから常に慎重を旨とし、たとえ称賛の声を聞 いても、まだまだ不十分だと自分を戒めている。しかしながら、わたし一人だけ努めたところで、い かんともしがたい。そこで、そちたちを耳とも目とも股肱とも頼んできた。今やわたしとそち達とは 一心同体の関係にある。どうかこれからも力を合わせ、心を一つにして政治にあたってほしい。これ は危ないと気づいたことがあれば、すべて包み隠さず申し述べよ。仮にも君臣のあいだに疑惑が生じ、お互い心のなかで思っていることを口に出せないようでは、国を治めていく上でこの上ない害を及ぼ すことになろうぞ」

●将護 ── 看護と同じ。  ●兢慎 ── 恐れ慎むこと。  ●喪敗 ── 失い敗れること。  ●安危 ── 安定か滅亡か。  ●朕 ── 天子の自称。秦の始皇帝から始まる。かつて日本の天皇もこれにならった。「朕思うに……」など。  ●股肱 ── 股と腕。最も頼りになる補佐役を指す。「股肱の臣」。  ●極言 ── 遠慮しないで思っていることをすべて言う。  ●肝膈 ── 肝臓と横隔膜。心のなかで思っていること。

温故知新

( ── 国を治むると病を養うとは異なるなし。)
 わたしは病弱だった為に、『病人覚愈、弥須将護。若有触犯、必至殞命。』の下りは、身に浸みて良く分かります。少し具合が良くなって、日の中は天気も良い。そうすると、どうしても外へ遊びに出たくなる。母の注意も聞かず、日が陰るまで表で遊んでくる。夜になるともう堪ったものではありません。

 私のことは、五つ六つのはな垂れの事と笑われて、それで済みますが、公人たる指導者においては、笑い事では済まされません。  偉そうに帝王学だの何だのという前に、果たして、何処まで自分を律する事が出来るのだろうか。酒一つを取っても、コントロールが儘ならない自分が出来る事は、これ迄避けてきた、できなかった事をひとつひとつ、挑戦していく事でしょう。 「反省っ!」
── 網倉

次回は、《貞観政要・その八》 です。